Category: カギをなくす

未成年の間は両親と暮らすのが当たり前の世の中ですので、多くの人がそれまでは体感することはあまり無いかとは思いますが、小さいころは誰でも父や母の大きな庇護の元で生活しているものです。
改めてここで言うまでもありませんが、一つ例を挙げてみると毎日の食事は、両親からもっとも多くの回数与えられる愛情という名の「保護」ではないでしょうか?

人間、まだ小さいころは当たり前ながら、「自分でご飯を作る」ということは相当に難しい作業です。まず、「食材を調達してくる」ことが不可能に近いですし、もしこれが可能になっても、今度は「料理を作る」というハードルが待っています。
また、「居住する家」も親などの保護者の存在があってこそ、満足に住み続けることが出来ます。毎月のお家賃などの経済的な部分を始め、防犯面からの「施錠」を含め、まだ小さいころには管理しにくいところも多々あり、ここでも未成年には保護者が必要なのだということを教えてくれます。

実は僕は先日、現在下宿しているアパートの鍵を失くしてしまったのですが、その際「あぁ、親がいれば何とかしれくれたのに」と思ってしまいました。鍵を失くして不動産屋に手数料を支払って、新しいものを貰いましたが、その金額分に見合わないほどの「親のありがたさ」を学んだと思い、今後は親孝行しようと思う僕なのでした。